2級自動車整備士 H22.3 H22.10 過去問 詳しい解説

いま、2級整備士に向けて頑張っているあなたに、現役整備士として働いている私がわかりやすく過去問を解説しました!

登録試験H22.3~

 

シャシ編

 

1.

トラクションコントロールに関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

 

(1)駆動輪がスリップすると、エンジンの出力を大きくしてスリップを回避する。

(2)エンジンの出力制御と駆動輪のブレーキ制御を併用して適切な駆動力に制御する。

(3)エンジンの出力制御は、主にスロットルバルブ開度を制御して行われる。

(4)滑りやすい路面での発進時や加速時に駆動輪がスリップすることを制御する。

 

【答え】(1)

 

【解説】

トラクションコントロール、滑りやすい路面等でアクセルの踏み込み操作により、7駆動輪がスリップしそうになると、駆動輪に掛かる駆動力を小さくしてスリップを回避するもので、エンジンの出力制御及び駆動輪のブレーキ制御を併用して適切な駆動力に制御するものであります。よって、(1)駆動輪がスリップすると、エンジンの出力を《小さく》してスリップを回避します。

 

 

2.

オートマティックトランスミッションの安全装置に関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

(1)インヒビタスイッチは、シフトレバーがN又はPレンジのみでエンジンの始動を可能にしている。

(2)シフトロック機構は、ブレーキペダルを踏み込んだ状態にしないと、シフトレバーをPレンジから他のレンジに操作できないようにしている。

(3)キーインタロック機構は、シフトレバーをP又はNレンジにしないと、イグニッションキーをハンドルロックの位置にできないようにしている。

(4)R(リバース)位置警報装置は、シフトレバーがRレンジにあることをブザーやチャイムで運転者に知らせている。

 

【答え】(3)

【解説】

キーインタロック機構は、シフトレバーをPレンジの位置にしないと、イグニッションキーがハンドルロック位置に戻らないようにした安全機構である。

 

3.

自動車の旋回に関する次の文章の(イ)~(ロ)に当てはまるものとして、下の組み合わせのうち、適切のものはどれか。

 

アンダステアの自動車は、旋回速度が増すにつれて(イ)の横滑り量が多くなって旋回半径が(ロ)になる。

 

             (イ)        (ロ)

(1)フロントホイールに比べてリヤホイール    大きく

(2)フロントホイールに比べてリヤホイール    小さく

(3)リヤホイールに比べてフロントホイール    大きく

(4)リヤホイールに比べてフロントホイール    小さく

 

【答え】(3)

【解説】

アンダステアの自動車は、旋回速度が増すにつれて(リヤホイールに比べてフロントホイール)の横滑り量が多くなって旋回半径が(大きく)なる。

なお、これとは逆に、旋回半径が小さくなり内側に入り込むものをオーバーステア、旋回半径が変わらないものをニュートラルステアという。

つまりは、速度が上昇することでクルマが内側に切れ込むステアリング特性をオーバーステアリング、外側に膨らむことをアンダーステアリングという
多くの車が走行安全性を考慮しアンダーステアリングの特性をもつ。