2級自動車整備士 H22.3 過去問 詳しい解説


いま、2級整備士に向けて頑張っているあなたに、現役整備士として働いている私がわかりやすく過去問を解説しました!

 

登録試験H22.3~

計算問題編


1.
4サイクルエンジンのバルブタイミングダイヤグラムにおいて、下記に示す諸元のオーバーラップの角度として、適切なのは次のうちどれか。

インレットバルブの開ている角度 247°
エキゾーストバルブが開いている角度 245°

(1)18°
(2)25°
(3)31°
(4)45°

 

 

2級自動車整備士

 

【答え】(3)

【解説】

 

2級自動車整備士

 

オーバーラップとはインレット、エキゾーストの両バルブが開いている写真の①と②を足した角度のことをいいます

計算式で表すと、

①=(インレットバルブの開いている角度)-(上死点から下死点までのクランク角度)-(下死点からインレットバルブとじるまでの角度)

=247°-180°-53°=14°

となり

②=(エキゾーストバルブの開いている角度)-(エキゾーストバルブが開いてから下死点までのクランク角度)-(下死点から上死点までのクランク角度)

=245°-48°-180°=17°

したがって、オーバーラップは

14°+17°=31°となります

 

 

2.

点火順序が1-5-3-6-2-4の4サイクル直列6シリンダエンジンの第3シリンダが圧縮上死点にあり、この位置からクランクシャフトを回転方向に回転させ、第6シリンダのバルブのオーバーラップの上死点にするために必要な回転角度として、適切なものはどれか

 

(1)180°

(2)240°

(3)480°

(4)540°

 

【答え】(3)

 

【解説】

 

点火順序 計算

 

点火順序が1-5-3-6-2-4の4サイクル直列6シリンダエンジンの第3シリンダが圧縮上死点である場合、オーバーラップはクランク角度で360°ずれた第4シリンダである、各シリンダ間のクランク角度は120°です

この状態から回転方向に120°回転させると、次に第1シリンダがオーバーラップになる(第4シリンダの次は第1シリンダ)

以下120°回転させるごとに、点火順序の順に第5シリンダ→第3シリンダ→第6シリンダとオーバーラップが移動する

したがって第6シリンダがオーバーラップとなるのは120°×4=480°回転させればよい